近年、持続可能な開発目標・SDGsが話題となっています。これは地球を保護し、貧困や格差社会などの様々な問題の解決を目指して2030年までに達成するべき目標のことです。SDGsの達成のためには、エコフレンドリーなライフスタイルに変えていくことが大切になります。環境に優しいエコロジカルな生活スタイルは、これからの時代に求められているのです。しかしそのようなエコライフにはどのような種類があるのか、具体的にあまりよく知らないという人も多いのではないでしょうか。

エコロジーリビングを目指す方法としては、自給自足生活をするということが挙げられます。自給自足とは、自分たちに必要なものを全て自分たちが生産してまかなうということです。田舎暮らしに憧れを持つ人にとっては、自給自足の生活は魅力的に思われることでしょう。田舎に移住する人のなかには自分たちが食べる分の農作物を育て、晴耕雨読の生活をして過ごしたいという考えを持つ人もいます。初めてすぐにそのような生活に切り替えることができるのか、といえばそれほど簡単なものではありませんが、あまり物やお金に対する欲がない場合にはいずれ成功することもあると考えられます。通勤に電車や車を使用せず、買い物をしないので廃棄物も少なくなるのも地球にやさしい理由です。
エコライフを目指す人の中にはヴィーガン生活をして、地球環境への負荷を減らそうと考えている人もいます。ヴィーガンとは動物性食品を食べないほか、動物を原料とした食品以外の製品も使用しないという考えを持つ人たちです。肉や皮革製品に使用される牛は、地球環境への負荷が大きいことで知られています。牛が吐き出すゲップには地球の温室効果を大きく高めてしまうメタンが含まれています。このまま牛を飼育し続けていると温暖化が促進されてしまうことが考えられるのです。ヴィーガンが増えることで、歯止めをかけらえる可能性があります。
ミニマリストは、多くの物を所有せず最小限のものだけで生活をする人です。現代では多くの物を買っては、使い捨てるような生活をしている人も少なくありません。しかしこれでは生産にも廃棄にも大量のエネルギーを必要とし続けることになります。それではサステイナブルな社会の実現は難しいでしょう。物を無駄に買わず、持っているものを大切に使うミニマリストはエコで地球環境に優しい生活といえます。
このようにエコライフの種類も様々なものがあります。自分に合った方法で、エコを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。