環境や社会、エネルギーに重きを置いてサステナビリティ―な世の中を実現させて後世に残すためには身近な事から始める事ができ、中でも日常生活を営む上での節電は始めやすいです。
室内環境を良好にするために欠かせないエアコンは搭載されているタイマー機能を活用したり、外出する予定がある際には外出時に電源を切るのではなく、外出する時間よりも少し早い時間に電源を切ると節電に繋げられます。
また、夏や冬のようにエアコンを利用する時間が長い季節は挿入し続けているコンセントは、春や秋などエアコンを利用する機会が少なくなる季節では抜いておくとより一層節電になります。
そのように、コンセント自体を差込口から抜いておくという対策は照明器具やテレビなどにも用いる事ができるので、使用する機会が少ないテレビはコンセントを差込口から抜いておき、照明器具もコンセントを抜いたり電球を取り外しておくと節電効果が得られます。
さらに、エアコンを使用する際には高い頻度で電源のオンオフを切り替えるよりも駆動し続けた方が消費する電力が少なくなるため、室内で過ごす時間が長い時には電源を切るのではなく駆動し続けたまま温度設定で室内温度を整えましょう。
エアコンやテレビ、照明器具のように使用する機会が少ない事例ではコンセントを抜いて待機電力が節電できる家電製品がある一方で、常にコンセントから電力を得続ける必要があるのが冷蔵庫です。
電力が得られなくなると内部に保管している食材が傷んでしまう冷蔵庫においては、ドアを開閉する回数と設定温度がエネルギーの消費量に関係するので、冷蔵庫を使用する際にはドアを開ける時間と回数を共に少なくします。
そして、気温が低い冬は設定温度を弱にしても内部の食材は傷まないため冬場は弱に設定し、気温が高い夏になったら中に設定すると節電しながら環境保護にも繋げられます。
加えて、使用している冷蔵庫の使用年数が長い場合はパッキンから冷気が漏れ出る可能性があるので、薄い紙を挟んだ時に紙が落ちてしまうのならパッキンを交換しましょう。